2013年2月 8日 (金)

素晴らしきかなB級

さて、かつて国際映画社というアニメ制作会社があった。ここの作品といえば、必殺シリーズのロボットアニメ版といえる『銀河旋風ブライガー』、新撰組始末記をロボットアニメでやっちゃえ!という『銀河烈風バクシンガー』、スパイ大作戦をロボ(以下略)の『亜空大作戦スラングル』etcetc・・・。
おわかりだろうか?この軽いノリ。富野作品に代表される、当時のテーマ性の強いサンライズアニメのアンチテーゼ的存在と言えるのではないだろうか?

そんな訳で今回のお題、アオシマのプラモデル「合体スラングル」である。

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なんか前かがみになっているのは故意にカッコ悪い画像を撮ろうとしている訳ではなく、踵のキャタピラがしっかり接地しないうえに足首が踵以外無可動のため、胸を張ると後ろにひっくり返ってしまうからである。

このキット、ノンスケールのスナップキットである。しかも「合体」と付くからには、アニメスケールの系譜ではなく、合体マシンの仲間であることがわかる。
だからして、「プロポーションが・・・」「ディテールが・・・」と重箱の隅をつつくのはお門違いなのではないか、とは思う。

・・・だがしかし!、このスラングルは主役メカにも関わらず、ハイティーン向けのアニメスケールのキットが出なかったからねえ・・・イデオン、アクロバンチ、テクノポリスと違って。

1/48シリーズというのがあるにはあったが、チャンサー(隊長機)とブリットジェッター(主人公機)しか発売されなかったのだ。1/48のスラングルは発売予定となっていたが、遂に発売されることはなかった・・・。このことは私にとって、1/100ギャリアが発売されなかったことと同じくらいショックだった・・・いや、それほどでも無かったか・・・が、スラングルの放映期間は1983年~1984年ということを鑑みると、リアルロボットプラモブームの終焉を示す出来事のひとつではあろう。事実、アオシマはこのスラングルシリーズを最後に、アニメロボットのキット化から一時撤退しているのだから。

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