2011年6月 1日 (水)

素人の真空脱泡 その8(1/35フィギュア編)

tssさん作の1/35ヨラン・ペールゼンを型取りする。
このペールゼン、3年ほど前にtssさんに貰ったんだが
綺麗に塗りあげてあるわ、逆テーパー厳しい所はあるわで
まあ複製せんでもよいかと思い、ずっとただ飾っておいたのだが、

このたびの真空脱泡のテストにちょうどよかろうと御出陣いただいた。

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シリコンを流すとこんな風になる。透明だからcoldsweats01

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もう抜いてたりして。

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2011年5月22日 (日)

素人の真空脱泡 その7(クリアレジン脱泡編2)

壊れてしまったチェロキーさんヘッドの型を作りなおしたぞ、と。

そしてボークスEXキャスト(透明)で注型→脱泡→脱型。

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つ、ついに成功・・・長かった。

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ライダーマスクコレクション(食玩)の台座と合体。

この台座、LEDが仕込んであってライダーの目が光るんだね。

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チェロキーさんの頭も良く光るflair

意味は全く無いがw

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2011年5月19日 (木)

素人の真空脱泡 その6(クリアレジン脱泡編)

予定を変更して透明レジンの真空脱泡テストをやってみた。
まず『ホビーキャストNX透明(日進レジン)』。
・・・バルブ開放中に硬化が始まって泡だらけorz
取説によると可使時間100秒・・・ちょっとウチのシステムだと硬化に間に合わないようだった。
無念。

次に『EXキャスト透明(ボークス)』でテスト。
こちらは比較的可使時間が長いようだが・・・。

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それでも気泡は残る。

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↑これなんか非常に惜しいんだが、目視できる気泡が3個ほどある・・・。

もっと多いように見えるかもしれないが。それは気泡ではなく原型に付いていた

キズw

・・・そして失敗作の山を築くうち、あることに気がついた。

バルブを開放して常圧に戻す工程が完了したとき、シリコン型上部のプールからは気泡が
完全に消えている。しかし、硬化が完了したときには小さな気泡がプール内にいくつか存在している。
と、いうことはこの気泡は硬化途中で生まれたものなのではないか?
レジン(ここでは無発泡ウレタン樹脂)のB液=硬化剤イソシアネート成分が水分と反応して炭酸ガスを出し、この炭酸ガスが気泡になるのだ。これがこの実験で残った気泡の正体なのではないかと推測。

もうひとつ。

この残った気泡は、いずれもシリコン型から比較的近い位置に発生していることに気がついた。
ということは、シリコン型の表面に付着した微細な水分とレジンが反応して発泡しているのかも?

以上の推測からシリコン型の湿気を念入りに飛ばせば気泡がゼロになるかも・・・と思い、

注型前にドライヤーで念入りに飛ばして再チャレンジ。

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成功!

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こちらも成功!

でも原型の仕上げが雑なので、キズが気泡っぽく見えるのが残念wobbly

チェロキーさんは30個抜いたあたりで型がお亡くなりになったため、残念ながら

テスト出来なくなった・・・。

今日のまとめ

①計量は正確に(硬化不良の不安要素を少しでもなくすため)
②透明樹脂を使うときは計量カップは新品に(不純物が混ざると非常に目立つ)
③型の湿気取りは万全に(ドライヤーを当てた後、恒温槽に10分程入れた))

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2011年5月 9日 (月)

素人の真空脱泡 その5(レジン脱泡編2)

レジンの減圧時間・回数や銘柄を変えてもやっぱりゲートとパーツの境目付近にウェハース状の気泡が残ってしまう。

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失敗作が1ダースを超え、いい加減手詰まりになったのでnoriさんに相談したところ、空気が漏れているのではないかという疑惑が・・・。各部のシールテープを巻き直し、増し締めを行って再チャレンジ。

おお!メーター読みで-0.1mpaまで行くぞ?!さっきまで-0.085mpaくらいまでしか下がらなかったのに・・・。

RCベルグのカラーレジン(180秒タイプ)で脱泡テストしてみたところ、今度はうまくいったhappy01

使用量はプール部15g+パーツ部15gで計30gほど。

減圧時間を一分間とってみたのだが、いままでの失敗の際にプール表面に残っていた気泡はリークの際に全て消えた。

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チェロキーさんもニッコリ。

今日のまとめ

①空気漏れには要注意。到達真空度が低いと成型品に気泡が残る。

②真空脱泡は型に優しくないみたい。ハイリムーバー吹いてるんだけど20個弱でもう千切れそう。

次回はまた新しく型を作ってテストしたい。

ほんじゃね。

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2011年5月 3日 (火)

素人の真空脱泡 その4(レジン脱泡編)

ゴム型ができたので、レジンを流してみる。

使用レジンはWAVEのノンキシ(フレッシュ):今年2月に開封した残りもの。

まずはA液、B液それぞれ計量カップに入れて予備脱泡→1分後に大気開放。

意外にも、この段階で上がってくる気泡はほぼゼロだった。冬場で乾燥してたからかな?

次にレジンを混合→ゴム型に注いで真空ポンプスイッチON!

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ボコボコと泡が出てくる。

1分経過、スイッチOFF→大気開放。

10分経過、レジンを脱型。

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チェロキーさんの帽子(赤線で囲んだ箇所)が欠けてしまった。失敗・・・。

「注型したときに空気の逃げる道を作っておいたほうが良いのかも」と思い、

ゴム型にもう一本ゲートを掘って再挑戦することに。

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・・・今度は結構うまくいった模様。

常圧だと気泡の残りやすい鼻の頭や髪の毛の先端にも、目視した限り気泡は無い。

でも良く見たら、パーツのゲートとの際あたりにいくつか気泡が入っているのを発見。

ゴム型のゲート部を加工するか、減圧時間を変えてみるか…。

硬化時間が長めのレジンに変えてみるという手も考えられるか。

続くのです

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2011年5月 2日 (月)

素人の真空脱泡 その3(シリコン脱泡編)

さて、真空脱泡用のシリコン型を作ることにする。
型の仕様はいつものほいく粘土に埋める両面型。

シリコンはWAVEのSG20、開封後3カ月の余りモノを片面に50gほど使用。


まずはシリコンを缶から出してプラコップに入れ予備脱泡。

真空ポンプの電源ON→1分間連続運転→リーク(大気解放)

これを2分のインターバルを置いて3回繰り返してみたところ・・・
3回目には泡がほぼ出なくなった。

なんでこんなチマチマしたやり方するかというと、動かしてる時間が
夜なので、ちょっと近所に気を遣っているのだ。
だから、本当はもっと一度に長時間減圧したほうが良いのかもしれない。
これはいずれまた実験したい。

次に今度は硬化剤を混ぜてから上記同様に3回脱泡。

やはり3回目の終わり頃にはほぼ泡が出なくなった。

そしてネンドに埋めた原型にゴムを流し、また上記と同じ作業を3回。

おや、まだちょっと気泡出るね・・・更にもう1回。

シリコンの表面がツルツルに!

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WAVEのSG20は粘度が高いので泡抜けが悪く、したがっていつも型の表面にはブツブツが残るのだが、
今回はブツブツはゼロ!

■気付いたこと

①減圧中、時間が経過しても一向に発泡が止まらなくて不安になったりするが、大気開放後1分ほど待つと気泡が消える(ただし透明シリコンではないので、表面から見えるところしか確認できないが・・・)

②真空ポンプから出るオイルミストの問題。一回二回ではたいして気にならなかったが、これだけ連続で運転すると塗装ブース+扇風機を点けても部屋中モワ~っとしてくる。これは要対策。

続くんじゃよcatface

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2011年5月 1日 (日)

素人の真空脱泡 その2(原理編)

いきなり改題。

まあ、あまり気にしないで欲しい。。。

まずは真空脱泡の原理から。

何故真空ポンプで減圧するとシリコンやレジンから気泡が消えるのか?

いろいろサイトを拝見してみたところ、どうやらこんな感じらしい。

『圧力と気体の体積は反比例する。だから減圧するとレジンやシリコン(以下液体)に混入した気泡は体積が上がり、浮力も上がるため、最終的に液面に到達する』

→ボイルの法則「圧力と気体の体積は反比例する」

『減圧された状態を解除すると、今度は大気圧によって液体は加圧されることになる。この加圧に比例して気体の液体への溶解度が上がるので、気泡が消える。』

→ヘンリーの法則「気体の溶解度は圧力に比例する」

つまり加圧式脱泡と減圧式脱泡の原理は同じ(ヘンリーの法則については)、ということ・・・らしい。

むう、これ以上のことは私には理解できそうにもないので、これで良しとするcoldsweats01

そういうことで実験開始。と言っても真空脱泡用のシリコン型がまだないので、以前作った常圧用片面取りの型にガムテープで土手を作ってレジンを流してみたり。

・・・まあまあ綺麗に抜けたけど、気泡がゼロって訳にはいかない。

同じ型に常圧で流して、つまようじでツンツンやって気泡を逃がしたときの採点が78点だとすれば、85点くらいだ。やはり真空脱泡用の型を作らないとだめかな・・・wobbly

続くぞい。

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2011年4月28日 (木)

素人の真空注型 その1(イントロ編)

私が初めてシリコンとレジンで複製してから、もうすぐ30年が経過しようとしていますけれども、その間常圧での成型作業しか経験がありません。

ところが!

突然ですが真空注型用の機材が揃ってしまいました。

思い起こせば冬WFの頃・・・

noriさん:「DIOさん真空注型器の自作って興味あります?」

わし:「あるんですけど、鍋に穴開けたりとか加工するのが難しそうなので断念しとるのですよ。。。」

なんて世間話をしたのですが

なんと!

このたびnoriさんが真空注型用に加工した寸胴鍋などをプレゼントして下さいました!!

ありがとう!!noriサンタさん!!!(という時期でも無いがw)

という訳であとはやはりnoriさんに教えてもらった真空ポンプ、真空計、アクリル板を買い揃えて

セッティング完了!

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まあ私は根っからの文系人間でございまして、真空ポンプの説明書を読んでもですね、もちろん!チンプンカンプンでございますよ。

そんなシロートの真空注型レポートは次回に続きます。

ほんじゃね。

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